★ガス自由化始まってるの知ってます?盛り上がりに欠ける理由とは・・?★

2017年4月より都市ガスの全面自由化が解禁されたのを知っていましたか?1年先に始まった電力自由化の際は非常に盛り上がっていましたが、ガス自由化の場合はイマイチ盛り上がりに欠けている状態です。実際、電力自由化に参入した新規企業の数は300社を超えていました。いっぽう、ガス小売り児事業に参加した企業は20社足らずという大きな差が出てしまっているうえに、一般家庭向けはさらに限定的と言われています。なぜそこまで参入企業が少ないかと言うと、ガス特有の事情があるからです。まず、ガスは電気よりもリスクが大きいため保守業務も厳格になっていることが参入障壁となっているようです。また、電力市場のようにマーケットが大きくないのも、参入を思い留まらせている要因となっています。実際に、ガス代の方が電気代よりも高いという一般家庭は少ないのではないでしょうか。総務省の調査によると、実際にガス代の平均は月額5,579円ですが、電気代は10674円と2倍近い差があります。そのため、消費者としても電気よりもそこまで気にしている人が少ないのかもしれません。また、ガスは都市ガスとプロパンガスの2種類がありますが、今回の自由化は都市ガスです。都市ガスのシェアは50%しかありません。しかも整備面で地域ごとに差があり、マーケットが限定的というのもガス自由化の盛り上がりに影響していると考えられています。したがって、関西では関電と大阪ガスは激しい契約獲得競争を行っていますが、首都圏はそれほど活発ではありません。東京ガスも料金の値下げを実施していないくらいです。さらには、あれだけ注目された電力自由化でも期待したほど契約者の移動が見られなかったということです。電力自由化では各社において広告などを使って大々的にアピールを行っていましたが、2016年度の12月末時点で電力会社を実際に借り換えたのは全体のたった4%に過ぎません。したがって、電力よりも市場規模が小さいガス自由化ではさらに経済効果は期待できないと静観している企業が多いのが特徴です。よってガス自由化の普及にはまだまだ時間がかかりそうですが、都市ガス会社を切り替えることでにより毎月のガス料金が実際に値下がるケースもあるので、電力と同じようにガスも見直してみてはいかがでしょうか。