みずほ銀行カードローンの審査について紹介
みずほ銀行のカードローンは、普段利用している口座やキャッシュカードでも借入が可能であるため、申し込みを検討している方も多いかと思います。
この記事では、みずほ銀行のカードローン審査について、特に返済能力調査に焦点を当てて詳しく解説します。
審査に通りやすい人の特徴や、すぐに借入したい場合の対策もまとめていますので、カードローンの利用を検討されている方はぜひ参考にしてください。
みずほ銀行のカードローン審査は甘い?
申込手続きがWEB上で完結することや、金利手数料が比較的安く設定されているため、みずほ銀行のカードローンを利用するメリットは多くあります。
一方で、みずほ銀行カードローンにおいても、他の銀行系の金融機関と同様に審査が甘い・ゆるいということは決してありません。
「銀行系」のカードローンは比較的厳しい
カードローンを提供している金融機関は、主に「銀行系」「消費者金融」「信販系」の3つに分類されます。
「消費者金融」は、よくCMや町中でみかけるアコムやレイク、アイフルなどです。
「信販系」とは、クレジットカード会社で提供されるキャッシング枠がカードローンにあたります。
金融機関それぞれに申込条件や特徴は異なり、それらを表にすると以下のようになります。
銀行系 | 消費者金融 | 信販系 | |
---|---|---|---|
金利 | 1.5%~15.0% | 3.0%~18.0% | 15.0%~18.0% |
借入までの時間 | 時間がかかる | 最短即日 | 最短即日 |
借入限度額 | 10万円~1,000万円 | 300万円~800万円 | 50万円~300万円 |
審査通過率 | △ | ◎ | 〇 |
みずほ銀行カードローンは「銀行系」に当てはまります。
金利も利用限度額に応じ変わってきますが、2.0%~14.0%に設定されています。
借入限度額は10万円~800万円と、平均的な銀行系カードローンと同条件で契約が可能です。
ただし、他の金融機関と比較するとメリットが大きい分、審査が慎重となる傾向にあります。
そのため、審査結果が分かるまでに時間がかかることや、何かしらの理由が原因で落ちてしまう可能性も高いと言えるでしょう。
審査に通りやすくなるためには
上述したようにみずほ銀行カードローンは、審査基準は高く、甘いとは言えません。
一方で、申し込みの際にいくつか対策や準備を行うことで、審査に通る可能性を高くすることは可能です。
みずほ銀行カードローンを利用したいけど審査が不安な方は、事前に以下の方法を試すことをおすすめします。
1.借入状況を整理する
借入総額が収入に対して多すぎると、返済能力に不安があると判断される可能性があります。
みずほ銀行以外のカードローンや、キャッシングを複数利用している場合は、できるだけ借入件数を減らすことで審査が通りやすくなるでしょう。
また、過去にカードローン返済の遅延や未払い金がある場合、速やかに完済することもポイントです。
2.信用情報をクリアにする
金融機関から提供された個人の信用に関する情報を集積し管理する信用情報機関として、日本においては以下の3つが存在します。
- ・JICC(日本信用情報機構)
- ・CIC(シー・アイ・シー)
- ・KSC(全国銀行個人信用情報センター)
これらの信用情報機関では、本人開示の手続きを行うことで過去の借入履歴、返済状況、延滞情報、債務整理の情報などが確認できます。
スマートフォンで信用情報を開示請求する場合、JICCとKSCは1,000円(税込)、CICは500円(税込)かかります。
信用情報は常に変化するため、借入を検討する際に審査が不安な方や、確認した開示結果の内容に心当たりがない場合は訂正依頼をすることをおすすめします。
3.借入額は必要最低限とする
消費者金融では総量規制により、年収の3分の1以上の借入はできません。
総量規制の対象は、貸金業者のみであるため銀行は対象外ですが、自主規制として同程度の基準を設けています。
したがって、他の金融機関から借入を行っている場合は、借入希望額を高く設定すると、審査に落ちる恐れがあります。
みずほ銀行では10万円~800万円(10万円単位)の間で限度額を設定できますが、借入希望額は最低必要限とし、自信の返済能力や月々の支出と照らし合わせて申し込みをするようにしましょう。
返済能力調査の流れ
みずほ銀行に限らず、カードローンの返済能力調査は「個人情報の確認」と
「信用情報の調査」が基本です。
この2つについて具体的に見ていきましょう。
個人情報の確認
カードローンの申し込みをする際には、本人確認書類の提出が求められます。
みずほ銀行カードローンでは、以下のいずれか1通の本人確認書類を提出が必要です。
- ・運転免許証
- ・運転経歴証明書
- ・パスポート
- ・各種健康保険証
- ・印鑑証明書
- ・住民票
- ・在留カード
- ・特別永住者証明書
- ・住民基本台帳カード
また、借入条件を満たすには、以下すべての条件に当てはまる必要があります。
- ・契約時の年齢が満20歳以上、満66歳未満であること
- ・安定かつ継続した収入が見込めること
- ・保証会社の保証を受けられること
最後の「保証会社の保証を受けられること」とは、みずほ銀行カードローンでは株式会社オリエントコーポレーションまたは、アイフル株式会社が保証会社となっています。
そのため、いずれかの審査基準を満たせなければ結果として借入ができないこととなります。
信用情報の審査
みずほ銀行のカードローンは申し込み時に本人確認書類を提出する他、安定した収入があるかを確認できる書類の提出が必要となります。(利用限度額が50万円以下の場合は不要)
収入を確認する書類には以下のうちいずれか1通が必要です。
- ・源泉徴収票
- ・住民税決定通知書または課税証明書
- ・納税証明書(その1・その2)
この収入を確認できる書類や、職場への在籍確認、信用情報機関への照会を通して審査結果が決まります。
みずほ銀行での在籍確認は、職場への電話確認の方法を取ることが多いようです。
みずほ銀行はカードローン以外でも様々なサービスを提供しているため、職場の人が電話を取っても、カードローンの利用審査だとばれることは少ないでしょう。
時間がない方は消費者金融での借入がおすすめ
本記事では、みずほ銀行カードローンの審査は甘いか?に対する回答と、審査の流れやその内容について解説しました。
みずほ銀行のカードローン審査においても、借入条件が比較的良いため、他の銀行系の審査と同様に甘いことはありません。
みずほ銀行のカードローン審査は安定した返済能力があるかを重視しており、審査結果が出るまでに時間がかかる傾向にあります。
そのため、急な出費や返済等でお金がすぐに必要な方は、消費者金融を利用することがおすすめです。
下記のページでは、カードローンの借り入れ先を選ぶときのポイントを解説しているので、ぜひ参考にしてください。